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初心者にもおすすめしたいハンコン『T300RS GT Edition』実際に使ってみた感想は?

Thrustmasterのステアリングコントローラー『T300RS GT Edition』を購入して半年たったので、実際に使用してみてどんな感じなのかレビューしてみたいと思います!

『T300RSが気になってるんだけど、実際どうなのよ?』

『欲しいんだけど、高い買い物だから失敗したくないし・・・』

という方にぜひ参考にしていただければと思います!


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開封~外観

購入したのは並行輸入品で、シフターとのセットです。

国内正規品もありましたが、こちらの方が値段が安かったし1年間の保証も付いてたので。

開封するまでは少し不安もありましたが箱にへこみ等もなく、それぞれの部品が干渉しないように丁寧に梱包されており、傷などは一切ありませんでした。

上部にハンドルとコンセント
ハンドルの下に本体とペダルその他部品

こちらはTH8Aシフター。ずっしりとした重さがあります。

箱から取り出した部品はこれ👇で全部。

輸入品なので、コンセントの形状が国内品と違いますがアダプターも付属しているので問題なく使用できます。

一応取扱説明書も入ってますが、国内正規品ではないため日本語じゃありませんでした。組み立てはそれ程難しくないですが一応目を通しておくと良いでしょう。

日本語の取扱説明書を見たい方は、こちら👇からユーザーマニュアルをダウンロードできます。【日本語は338ページから】

表紙の言語から「日本語」をクリックすると338ページまで飛べます。


ステアリングホイール(以下、ホイール)本体はずっしり感があり、表面は硬質ラバーで覆われいています。

中央部やパドルシフト部分はメタルな材質でなかなかの高級感。パドルシフトの羽根部分?が大きいので手の小さな方でも十分指が届くのでパドル操作はやりやすいと思います!

また、ホイール部分が脱着式なので、他のホイールに変更することも可能。ドリフトが好きな方は「ディープコーンタイプ」に変更すれば実車さながらのプレイが楽しめそうですね!


本体の重量は約4.2㎏でけっこうな重さがあります。


ペダルユニットは3ペダル式でクラッチ操作も可能です。(別売りのTH8Aシフターが必要)

ペダル部分は金属製でごつい感じ。まあまあの重さはありますが、床に置いただけではペダルを踏み込んだ時にズレるので、下に滑り止めマットなどを置いた方が良いです。

また、ブレーキの踏み込み具合を調整する部品も付属していますのでお好みで。

アクセルとクラッチプレートには複数の穴が開いており、六角レンチで緩めてプレートの位置を外側や内側に変えられる仕組みになっています。


シフターは、しっかりした重さがあり、安っぽさはありません。いや実際安くはないですが(笑)
ギヤも「スコン」と入る感覚が気持ち良いです。シフトノブも変えられたり、シフトチェンジの重さも自分好みに調整出来ます。

あと、画像はHシフターですが、付属のプレートに交換すればシーケンシャルタイプに変更できます。

僕は実車でも6速MT車に乗っていますが、操作感はかなりイイ感じで、再現性は高いと思います!

TH8Aシフターのレビュー記事はこちら👇

Thrustmaster TH8Aシフターを購入して半年使ってみたのでレビューします!

設置方法

今回は、コックピット等ではなくPCテーブルにクランプで固定する方法になります。(本体とテーブルをクランプで挟み込むタイプ)

本体にクランプを装着する

本体を裏返すと中央付近にねじ穴があるので、クランプのボルトを入れていきます。
(下にバスタオルなどの柔らかいものを敷いておくと良いです)

テーブルに設置して、動かなくなるまでクランプレバーでしっかり固定します。この時、本体の角がテーブルのふちに隙間なく当たるまで押し当てながらクランプを締めましょう。

本体とテーブルの間に滑り防止マットを挟めばズレ防止にもなりますよ~。

ステアリングを装着する

本体とステアリングホイールを接続します。

接続部分の端子には「向き」があります。よく見ると本体とホイールの双方に矢印の表示があるので、しっかり確認して間違えないように!

本体側の接続部分

向きが合っていることを確認し、ホイールを本体に差し込みます。この時は、無理に押し込まなくても軽く押し当てる程度で大丈夫です。

本体のカバー部分(画像の手の部分)を回していくと自然とホイールが押し込まれていきます。

カバーを止まるまで締めこんだら、付属のビスを締めていきます。カバーがしっかり締めこんであれば、ビス穴が合う位置に来ていると思います。(ドライバーのサイズは2番です)

無事に設置完了です!

ホイールを外すときは、逆の手順でやればOKです。

本体を設置したあとにホイールを接続しよう

本体を先にテーブルに固定してからホイールを接続した方が、本体が安定するのでやりやすいです。僕は先にホイールを接続してしまったので、テーブルに設置するときに重くてとてもやりづらかったです(笑)

ペダルやシフターの接続方法についてはこちら👇の記事で解説しています!

T300RS GT Editionを購入したらまずやることは?初期設定のやり方を解説!

アセットコルサでの設定方法はこちら👇

アセットコルサでハンコンを使うには?Thrustmaster T300RS GT Editionの設定方法を解説!

T300RS GT Editionを使用した感想

FFB(フォースフィードバック)が心地良い

路面からの情報量が多くて臨場感、没入感が申し分ないです!

特に、GT3などのレーシングカーでニュルブルクリンクなどのサーキットを走った時の荒々しい車の挙動や、路面から伝わってくる臨場感がすばらしいです。

上手く言えませんが、ハンコン本体がただ振動しているだけじゃなくて、しっかり路面の状況を捉えているような感覚ですかね。

首都高を走った時は、路面のつなぎ目?でもしっかり路面の状況が伝わってきます。

また、カーブを曲がる時などはハンドルの切り角によってが重さが異なるようで、これ以上はタイヤが限界かも・・・というのが感覚的に分かる感じがします。

このあたりは、以前使っていたDFGTとは比べ物になりません!(値段が違いすぎるので当たり前ですが)

FFBは設定で効き具合の強さも変更できるので、ある程度自分好みに弄ることも可能です。

とにかく運転していてめちゃめちゃ楽しいハンコンですよ!

セルフステアが力強い

セルフステアとは、簡単に言うと例えば交差点やカーブを曲がるときにハンドルを切った後に、手で戻さなくても自然に進行方向にスルスルッと戻っていきますよね。あの動きのことです。

T300RSは、このセルフステアの力が強いんですよ。

普通のドライビングではそれ程効果を感じられませんが、特にドリフト走行の時にその力を発揮します。

僕はドリフトに関しては全くの初心者なのですが、ドリフトしたくてこのハンコンを購入したといっても過言ではありません!(笑)

ドリフトは、リアを滑らせながらカウンターを当てて体勢を維持しますが、カウンターを当てる瞬間のセルフステアの力強さが最高に気持ちイイんです!

セルフステアが弱いと、カウンターを当てるときに自分の手で逆にハンドルを投げる(回す)ような動作が必要になってしまうので、カウンターのタイミングが合わずスピンばっかりで上手くいきませんでした。(もちろん腕のせいもあります💦)

T300RSに変えたからと言ってすぐに上手くなるわけではありませんが、セルフステアが強いおかげでハンドルがシュルシュルッと素早く戻るので、僕のような初心者でもドリフトの『感覚』をつかみやすかったです。

まだまだ思い通りには走れませんが、ドリフト練習が楽しくなりました!

動作音が静かなので寝室でも気兼ねなく遊べる

Thrustmaster公式サイトより

ハンコンにはギヤ式とベルト式の2つの駆動方式があり、T300RSはベルト式を採用しています。

ギヤ式は、動きの滑らかさや動作音の大きさなどではベルト式に劣りますが、その分価格が安く抑えられています。
一方、ベルト式はギヤ式に比べ価格が高くなってしまいますが、動きがスムーズで静音性にも優れています。

また、ブラシレスサーボモーター (摩擦無発生) を搭載しており、なめらかでシームレスなFFBを実現しています。

FFB機能付きのハンコンは、路面の状況を細かく拾うので、どうしても振動や動作音が気になってしまいがちです。

我が家ではハンコンを寝室に設置しているので、大きな音は出来るだけ避けたいところですが、T300RSは、寝室で使用しても動作音はほとんど気にならないレベルです。(もちろん部屋の広さやレイアウトにもよります)

大きな音はちょっと気が引ける、振動や動作音が気になると運転に集中出来ないって方にはT300RSがおススメです!

熱対策が必要になるかも

個体差もあるかもしれませんが、長時間使っているとモーターの焦げるような匂いが『かすか』にしてくるんですよ。(焦げてはないと思いますが)

口コミなどでは、よく「T300RSは熱に弱い」と言われることが多いです。

このモーターの「匂い」も発熱に関係しているのかわかりませんが、長時間続けての使用や、ある程度年数が経過すると発熱が原因で「FFB抜け」という現象が起こるみたいです。

特にFFBの強さを高めに設定していると起こりやすいみたいです。

僕の場合はFFBは30%に設定してあるので、幸いそのような現象はまだ起きていませんが、今後は排熱対策も必要になってくるかもしれません。

総評:価格と性能のバランスが良い

「レースゲームはたまにやるくらい」

「とりあえずハンコンでプレイしてみたい」

って方には少々オーバースペックかもしれません。もう少し低価格なG29あたりでも十分に楽しめると思います。

でも、レースゲームが大好き!よりリアルな臨場感を味わいたい!ドリフトもやりたい!でも価格は抑えたい!って方にはおすすめです!

もちろん、T300RSよりもさらに高性能なハンコンもありますが、その分価格も高く、中には10万円を軽く超えるものもあります。

そう考えると、T300RSは価格と性能のバランスがとても良いと思います

使っていてとても満足感があるし、グリップ走行もドリフト走行もどちらも楽しめるハンコンです

まとめ

購入する前はG29とどっちにしようか迷いましたが、どうせ買うなら・・・っってことで思い切ってT300RSを選びました。

個人的にはとても満足しているのでT300RSを選んで良かったです!

今回の記事が、購入を検討している方の参考になれば嬉しいです!それではまたっ。