BTOメーカーの「パソコンショップSEVEN」で購入したゲーミングPC「ZEFT」を購入して約1年経ったので使用感などをレビューしていきたいと思います!
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パソコンショップSEVENの「ZEFT」とは
ZEFTは「パソコンショップSEVEN」で販売しているゲーミングPCブランドです。
すべてのパーツのカスタマイズが可能なので、パーツにこだわりたい方やゲーミングPCは2台目という方にもおススメ。
また、カスタマイズページではパーツ同士の相性や取り付けの可否なども分かるように表示されているので、PCにそれほど詳しくないから不安…という方でも安心です。
![](https://www.takatcha.com/wp-content/uploads/2022/10/7.jpg)
土日が休業日になるので、早く欲しい方は納期を確認しておくと良いでしょう。僕の場合は金曜日に発注して土日を挟んだので5日かかりましたが、平日ならもっと早いと思います。
ZEFT G27RHのスペック
- CPU:Core i7-12700
- CPUクーラー:標準CPUクーラー → 虎徹MarkⅡ SCKTT-2000へ換装
- グラフィック:Geforce RTX3070(8GB)MSI製 VENTUS2×
- マザーボード:ASRock B660M Pro RS → ASUS PRIME H670-PLUS D4
- メモリ:Crucial DDR4-3200 32GB(16GB×2枚)
- SSD:SSD WD BLUE SN570 500GB (M.2)→ WD BLUE SN570 1TB(M.2)
- 電源:80PLUS Gold 750W → CoolerMaster V850 GOLD 850W
- その他:DVDドライブは標準装備、無線LAN内蔵。(赤文字のパーツは購入時にアップグレードしたもの)
なお、構成内容は購入時のもので時期やタイミングによって変わることがあります。
開封~外観
箱を開けるとまず各パーツの空き箱がお目見えするので、一瞬「あれ?自分で組み立て⁉」と思ってしまいました。
この空き箱には保証書が貼ってあり、保証を受けるときに必要になるので捨てずにとっておきましょう。
あと、CoolerMasterの巾着袋も付属してました。
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で、空き箱を取り出すとその下に段ボールに入った本体があります。PCケースはThermaltake Versa H26が標準装備です。
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サイズは高さ約495mm、幅約220mm、奥行き約465mm。デスク上に置くと存在感ハンパないです。購入前に設置場所のスペースを確認しておいた方が良さそうですね。
正直「オシャレ」って感じはしませんが安っぽくもなく、オーソドックスな見た目です。オプションでケースもいろいろ選べますが、今回は予算の都合で標準ケースにしました。
正面上部に【USB3.0ポート×2】【USB2.0ポート×2】その他オーディオジャックとマイクジャックが実装されています。右端に電源ボタンがあります。
中央から下半分はメッシュ構造になっています。
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また、ゲーミングPCには珍しくDVDドライブが標準搭載されています。
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上面にはハニカム形状の加工穴がほぼ全体に施してあり通気性も良くなっています。さらにマグネットタイプのメッシュフィルターが付属しており、ほこり対策もバッチリな構造です。
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左面はフルサイズの透明アクリルパネル採用で内部が良く見えます。アクリル板は4か所のネジで止まっており、手で緩めて簡単に外すことが出来ます。
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アクリルのネジ止め部分の穴が「ズレていてはまりにくい」というレビューもありますが、ウチの場合は全然大丈夫でした。個体差があるかもしれませんね。
それにしてもパソコン内部がいつも見れるのは良いですよね!
反対側はスチール板を外すと裏側が見れます。配線処理がとても綺麗です!
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背面はこんな感じ。
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USB、その他ポートは【HDMI ポート×1】【DisplayPort×1】【USB3.1 Gen2 (USB3.2 Gen2) Type-C ポート×1】【USB3.1 Gen2 (USB3.2 Gen2) Type-A ポート×2】【USB3.0 (USB3.2 Gen1) Type-A ポート×3】【USB2.0 Type-A ポート×2】【LAN (RJ45) ポート×1】【オーディオジャック×3】で、USBポートが全部で8箇所です。
前面に4箇所あるので、合わせると12箇所になります!
キーボードとマウスは好みで有線を使ってますし、アセットコルサをプレイする時にはハンコンやシフターをUSBで接続するので、たくさんあるのはありがたいですね!
ただし、マザーボードは「ASUS PRIME H670-PLUS D4」に変更してあるので、標準構成とは異なります。
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パソコン内部
ブラックを基調としたPC内部は全体的にシンプル。最下段に電源カバーを搭載しており、ケーブル類が中でまとめられているので、スッキリした印象で配線処理も綺麗です。
ケースが大きいので空間に余裕があり、メンテナンス性、拡張性ともに良さそうです。
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120mmファンがフロントとリヤに1基づつ標準装備で、フロント側はLEDタイプでブルーに光ります。ちなみにオプションで120mmファンを最大で7基まで搭載可能です!
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CPU
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CPUはCore i7-12700。RTX3070の性能を最大限まで引き出してくれます。
ゲームプレイ時でも使用率は40%以下でまだまだ余裕がありそうで性能的には大満足です♪
CPUは性能が高いほどTDP(熱設計電力)も上がるので、CPUクーラーをサイドフロータイプの「虎徹MarkⅡ」にアップグレードしました。オーバークロックモデルでなければそこまで心配する必要はないかもしれませんが💦
GPU
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GPUは【Geforce RTX3070 MSI製 VENTUS2×】です。セミファンレスタイプなので、低負荷時にはファンが停止しています。
ゲーム中のGPU温度は75°前後で、負荷が大きくかかる場面でも今のところ80°まではいかない感じです。
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GPUの適正温度は80°以下らしいので?とりあえずは許容範囲だと思いますが、出来ればもう1つくらいファンを増設して排熱効果を高めたいなぁとも思ったりします。
メモリ
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メモリは32GB(16GB×2)を標準装備。ゲームプレイ中でも使用率は40%前後です。
最近のゲームは16GB推奨ゲームがほとんどで、各BTOメーカーの標準構成も32GBが以前に比べて増えてきた気がします。
メモリが足りなくなるとPCの起動や動作にも影響してきますし、僕のようにゲームにMODをたくさん入れて遊ぶような方は、32GBにしても良いと思います!
ストレージ
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SSDはWesternDigital製のBLUE SN570(M.2)1TB。
基本構成はM.2の500GBですが、500GBだとシステムとゲームデータですぐ一杯になってしまうので、1TBにアップグレードしました。(ヒートシンクも付属)
さらに、ゲームデータのバックアップ用にもう1TB増設したので合計2TBになってます。アセットコルサはMODを大量に入れているし、1つのMODのデータ量が大きいので2TBあるとかなり安心ですよ!
CrystalDiskMarkで読み込みと書き込みの速さを計測してみると、読み込み速度が最大で3552、書き込み速度は3023でした。
![](https://www.takatcha.com/wp-content/uploads/2022/10/strage.jpg)
後から増設する場合は、マザーボードのスロット数も確認しておきましょう!
電源ユニット
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電源ユニットはCoolerMaster V850(80PLUS GOLD)850W。電源カバーの中に入っているのでロゴ部分しか見えませんが。
アセットコルサでハンコンやシフターなどの周辺機器も使用するため、標準装備の750Wから850Wへアップグレードしました。
GPU同様、セミファンレスモード対応なので低負荷時はファンが停止します。
静音性は?
半年間毎日使用してますが、ゲーム中以外はグラボのファンも停止しているのでとても静かです。(扇風機よりも静か)
ゲームを起動するとグラボのファンが回り出し、前後のファンも回転速度が上がるので、人によっては多少ファンの音が気になるかもしれませんが、「ブォォーンッ!」という感じではなく、「フォォーン」って感じなので、ヘッドフォンをしていればあまり気にならないレベルです。
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以前使用していたPCが、「ちょっとコレ大丈夫か?」っていうくらいファンの音がうるさかったので、それに比べたらめっちゃ静か(まぁ5年間使ったしな~)。
ひとつだけ気になるのは、ゲームプレイ中にかすかに「ジィィィー」というノイズ音が聞こえるんですよね~。まぁこれもヘッドフォン付けていると聞こえないレベルなのでプレイに集中できないということは無いですが…。
ベンチマークスコア(フルHD 1920×1080)
3DMark Time Spyで計測した結果、スコアは13267で平均より若干低めでした💦。
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アセットコルサ(Steam版)
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いつもプレイしているアセットコルサでもベンチマークしてみました。
グラフィックは最高設定、Sol、CSP、Reshade も導入済みで計測した結果、スコアは23820、平均で162FPSでした。(リプレイ時は60~80FPS)
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アセットコルサのMODの中でも最重量級と言われる首都高MODを導入して、10台くらいで走った場合でも120~150FPSは出ていたので、フルHDなら十分快適にプレイ出来るスペックです!
サイバーパンク2077(Ver,1.6)
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サイバーパンク2077(Ver.1.6)でレイトレーシング有効時のベンチマークを計測しました。
レイトレーシングの設定を最高設定のウルトラで、DLSSの品質はウルトラパフォーマンスで計測した結果、平均で約92FPSでした。
![](https://www.takatcha.com/wp-content/uploads/2022/10/2077rtx.jpg)
フルHDならレイトレーシングウルトラ設定でも快適にプレイ出来ました。ただし、DLSSを有効にしない場合は平均で40FPS前後まで下がります。
Minecraft RTX 1.19(Bedrock版)
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マイクラはベンチマークスコアの測定が出来ないので、ワールドに入って適当に歩き回った結果になりますが、Bedrock版のRTXで平均120FPSでほぼ安定してました。
天候や地形によっても若干変わると思いますが、RTX3070なら快適にプレイ出来ますよ~♪
Minecraft 1.19(Java版)
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Java版のマイクラでは、影MODの中でも重量級の「SEUS PTGI HRR3」を入れた状態で平均80~90FPSでした。
こちらも安定したフレームレートで快適にプレイ出来ます。
リソースパック(PATRIX×64)も入れると、解像度によりますが60FPSギリギリといったところですかね~。
マイクラ恐るべし。。。。
フルHDならレイトレーシング高設定でも快適プレイ
ZEFTを購入して半年間、ほぼ毎日ゲームやブログで使用していますが、十分満足できるスペックです!
最近の高グラフィックゲームでも問題なくプレイ出来ますし、MODを入れて遊ぶゲームでも、よほど最高画質にこだわらなければスペック不足に思うこともないでしょう。
また、フルHDならレイトレーシング対応ゲームでも最高設定で快適にプレイ出来ます。(DLSS有効時)
4K映像や、UWQHD(ウルトラワイドモニター)で最高画質を求めるなら、RTX3070あたりがギリギリのラインかと思うので、予算に余裕があれば、もう1ランク上のスペック(RTX3080以上)を選択しても良いと思います。
まとめ
以上、パソコンショップSEVENで購入したZEFTのレビューでした!
自分好みのパーツを選べるので「自作はしてみたいけど自信が無い…でもパーツはある程度自分で選びたい」って方には特におすすめです!自作と完成品のいいとこ取りって感じですね!
まだまだ円安が進む可能性もあるので、今後ゲーミングPCの価格にどのような影響があるのか非常に気になるところですが…。
BTOショップでは、頻繁にセールなどやってますので購入のチャンスを見逃さないようにしましょう!
以上、今回はこの辺で!